子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

子宮頸がんの定期検診は大切。どのくらいの頻度で行けばいい?

子宮頸がん検診は、一般的に2年に一度受ければよいと言われています。それは、細胞診とHPV(ヒトパピローマウイルス)検査で共に陰性だった場合、子宮頸がんを発症する可能性がかなり低い事から、そのような期間になっています。

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子宮頸がん検診の定期検診は、本当に2年で良いのか?

私は様々なブログやサイトを読んでみましたが、2年に一度で絶対に大丈夫かと言われると疑問に思います。ですから、推奨する定期検診の頻度としては、できれば1年に1度は受けてもらいたいと思います。

 

細胞診は、目で見て判断をして怪しそうな部分を取り検査をします。ですから、お医者様の経験値もとても大切かと思うのです。子宮頸部全体を検査するわけではないので、その取った部分のみの細胞を検査します。

 

検査結果にしても絶対はありませんので、そこを突き詰めても仕方が無いのですが、よりリスクを低くする意味でも、1年に1度が良いのではないかと思います。

 

子宮頸がん検診で、異形成が出た場合

子宮頸がん検診の定期検診で、軽度異形成が出た場合でも、人はその異形成細胞を減らせる免疫力を持っているといいます。ですから、そこから中等度→高度異形成に進んでしまう方は少ないのです。

 

ただし、軽度異形成が出た場合には、どちらにも進む可能性があると考えて、定期検診は、もっと短い期間になります。半年に1度。3か月に一度といった具合です。

 

私は最初から中等度~高度異形成といういきなりの検査結果でしたので、次からは3か月に一度の検診となりました。その状態で10年以上、軽度から高度異形成を繰り返していました。

クラス I : 正常である。

クラス II : 異常細胞を認めるが良性である。

クラス IIIa : 軽度~中等度異形成を想定する。

クラス IIIb : 高度異形成を想定する。

クラス IV : 上皮内がんを想定する。

クラス V : 浸潤がん(微小浸潤がん)を想定する。

初めての検査でクラスⅢaでしたが、それから定期検診を短期で受けるようになり、一度だけクラスⅡになったことがあります。その時は3か月後ではなく半年後と言われましたが、その半年後には、またクラスⅢaが出てしまい、3か月の定期検診に戻ってしまいました。

 

HPV(人パピローマウイルス)は性交渉を経験している女性なら、誰もが一度は感染していてもおかしくないメジャーなウイルスなのですが、ほとんどの方はクラスⅠもしくはクラスⅡとなります。それは身体の免疫力の方が強いからだと思います。

 

ですから、普段から体調を整えて、免疫力の高い身体を保つことはとても大切だと思います。不規則な生活や、食事、大きなストレスを抱えた生活は、身体の免疫力を下げますので、注意しましょう。