子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

子宮頸がんかもしれない。と思ったら泣けてきた

2017年1月の初旬。

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年明けすぐに、私は病院へ検査結果を聞きにいきました。

そこで先生から告げられた事実が、「高度異形成」の為に「円錐切除術」をすぐに行う必要があるという事でした。

以前から細胞診では高度異形成の可能性と言われていたことはあっても、コルポ診では中等度異形成で止まっていた私の身体は、ついに、高度異形成という細胞の変化が起きてしまっている可能性に進んでしまいました。

検診に行き始めた頃から、数年前に結婚するの?子供産むの?なんて女医さんから突っ込んだことを言われて、かなり凹んだ経験もある私ですが、今回の結果は「手術をしなければいけない」という現実に、本当にショックでした。

 

しかも!円錐切除術をしてみないと、その高度異形成の細胞が、上皮内癌になっているかどうかもわからない・・・と言われたから余計です。

 

「え?私、がんなの?」

 

って思いますよね。もしかしたら、「がんなの?」ってね。

 

検査結果を聞かされてから、スケジュールがガンガンと決まりました。

その場で、手術日を決めて、すぐに術前の検査日を決めて、入院日も決めて・・・なんというスピードでしょうか。そこまでしないと、危ないという事なの?なんて不安に思うくらいのスピードで、その日のうちにすべてのスケジュールがほぼきまりました。

 

決めたこと

1、手術日

2、入院日

3、手術の時の麻酔方法(これは決定ではなく、先生の希望)

4、術前検査のための予約日

5、手術をする前に、高額医療費の限度額適用認定書の申請のお話し

 

そして、そのまま看護師さんと、細かいスケジュールを相談して、その日は帰りました。

 

私の場合、手術を受けるにあたり、ひとつ心配な事がありました。以前、WPW症候群という心臓疾患(不整脈)を手術で治したことがあり、そのこともあるので、麻酔などは慎重にしなければいけないと言われました。なので、円錐切除術は日帰りでもできるほど簡単な手術だと言われていますが、私の場合は全身麻酔で行いたいし、入院もしてもらいますとの事でした。

 

でも、他の人の体験も聞くと、ほとんどが数日間ですが入院されていますので、本当に日帰りで手術した人がいるのだろうか???と思ってしまいますね。

 

全てのスケジュールを決めて、病院から帰り道、連絡しなければならない人には電話をしました。気を緩めると涙が出てしまう。。。

大したこと無いよって先生は言うけれど、やはりショックな事は事実です。そして仕事の事や自分の決めていた予定が1カ月近くすべてキャンセルになってしまう事なども、私には耐えがたい事実でした。

 

平日の日中に泣きながら携帯電話で話をしている私は、他人から見たら、不幸のどん底みたいだったでしょうね。今だから言えますが、きっとその時はパニックだったのだと思います。

私には、頼れる心強いパートナーがいませんでしたから。

 

そして、手術の準備の為の検査が後日始まります。