配偶者:有
出産経験:あり
手術費用:6万円
円錐切除術までの経緯
私が子宮頸がんになったのは35歳の時でした。たまたまピルを貰いに近くの産婦人科に行った時に「子宮頸がん検診もしておきますね!」と言われたのが始まりでした。検査はしたものの忙しくて結果を聞きに行けず1年が経過。またピルを貰いに同じ病院に受診しました。
その時に1年前の検査で異常があった事を知らされすぐに大きな病院に紹介状を書いてもらい転院しました。(普通異常がある患者さんが結果を聞きに来なかったら病院から連絡が来るのが普通だと思うのですがその病院からは連絡がありませんでした。たまたま一年後に受診した事が本当に不幸中の幸いでした)
転院先で精密検査をしたら0期の上皮内ガンである事が分かりました。
病院の先生にも0期だし心配しなくても手術したら大丈夫と言われたもののガンと聞いたら手術するまでは本当に不安で仕方ありませんでした。転院してから手術を受けるまでは術前の検査や先生の都合等で結局一ヶ月位かかりました。
私の受けた手術は円錐切除術でした。
子供は2人いるのでもう出産の予定はない事を伝えましたが先生からはこの手術をするともし妊娠した時に流産や早産のリスクが高まると言う説明を受けました。
手術の日を待っている間はとにかく毎日の様に子宮頸がんについて色々調べて過ごしました。手術は腰椎麻酔で良いと言う事でしたが私は意識がある中手術をするのは怖かったので手術中眠くなる点滴をオプションでつけて貰いました。
円錐切除術の入院から退院まで
入院期間は3日間で手術の前日のお昼過ぎから入院しました。お部屋は個室希望でしたが空いてなかったので4人部屋に入院しました。4人部屋でしたが運良く窓側で初日と2日目は隣のベッドは空いていたので思ったより快適に過ごせました。
初日は夜ご飯も普通に食べシャワーも出来ました。
当日は午後からの手術だったので朝ごはんも食べられずお昼過ぎまで手術を待つのが辛かったです。時間が来て手術室まで歩いて行きました。
手術室に入り名前の確認があり手術台に横になりいよいよドキドキしてきましたが後はもう先生方にお任せするしかない!と言う気持ちで麻酔を腰に打ち(緊張していたせいか意外と痛くなかったです)眠くなる点滴を付けたらあっという間に意識が飛んで夢の中へ、、、
気が付いたらもう終わっていました。
お部屋に戻り暫くはボーっとしていました。
その日は寝たり起きたりウトウトした状態でしたが点滴やらなんなら体中に色々なものが付いてきて凄く身動きが取りづらかったです。
麻酔が切れてきて少しお腹が痛み始めましたが私の場合は軽い生理痛程度で鎮痛剤で耐えられる範囲のものでした。それより寝返りがうまく出来ずとにかく腰が痛かったです。
翌日は朝ごはんも食べ歩いてトイレにも行きました。特に問題なかったので3日目のお昼過ぎに無事退院出来ました。退院した時に病院に支払ったお金は二泊三日の4人部屋で60000円位でした。
術後3日間はお仕事は念の為にお休みしましたが家事などは普通にこなせました。
今は手術して一年が経ち、子宮頸がん検診は今後半年おきに行く予定です。