子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

【円錐切除術 術後トラブル】切迫流産の危機もあった

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術後、妊娠した際に切迫流産の危機があったCさんのケース

初めて子宮頸がん検診を受けたのは21歳の時でした。それから毎年受けていましたが、27歳の時にクラス?bというもので経過観察となりました。1年後再検査となりそこでクラス?αとなり円錐切除術をすすめられました。

思いもよらない病気の発覚と手術、結婚し妊娠を希望していた矢先のことだったので、妊娠にも少なからず影響するのではないかと思い、いろいろな不安が押し寄せてきました。

 

手術はトラブルなく1時間程度で終わり、術後も多少お腹の重だるさはありましたが痛みや出血などもなく、術後1日目に診察をし出血や感染など合併症がないことを確認し退院となりました。

 

退院時困ったことといえば、手術で子宮の入り口がくっつかないようにゴムの様なチューブをいれていたのですが、その違和感が強く座ったりいきんだりすることが痛みの様な違和感がありとても辛かったです。

 

医師からは勝手に抜けることもあり、抜けたら症状がなくなるでしょうと説明されましたが、家では抜けることなく常に違和感と隣り合わせでした。

 

退院時もその違和感以外、特に症状はありませんでしたが、退院した夜に突然出血しました。

生理2日目くらいの量でしたが、血の塊がコロコロと出てきており、病院を受診しました。

 

最初はガーゼで圧迫して1日様子を見ることとなりました。

またトイレ、洗面以外は安静にしていて下さいと医師から説明されました。

出血は少なくなりましたが、ガーゼを抜くとじわじわと出血がまた増えてくるため、止血シートを傷の所に当ててまた1日様子みることとなりました。

 

止血シートで出血はおさまり、入院3日目退院の許可がでました。

 

退院後は、また出血するのではと不安があり、家で極力静かに過ごしてました。

1週間後の外来での診察でも特に問題はなくゴムチューブも抜いてもらいました。

 

術後の傷の治りも問題なく、妊娠の許可ももらいその後無事妊娠しましたが、やはり切迫流産と診断され入院管理となりました。

しかし、治療の効果もあり無事元気な赤ちゃんを産むことができました。

 

最後に、術後1番悩んだことといえば出血や帯下の臭いです。

出血が落ち着いてからも、出血混じりの帯下が続いていました。

その臭いがとても鼻につく臭いで、旦那と一緒に寝たり隣りにいることがすごく苦痛でした。

 

対処法がなく、医師からも傷が治っている最中は出血と帯下はありますと説明をうけ、とても悩んだことを覚えています。

 

ただ、いろいろな不安や悩みもありましたが今考えてみると、この手術やトラブルですんだことだけでも幸せだと思っています。

 

術後の子宮頸がん検診も異常なく、今に至ります。