子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

【円錐切除術 術後トラブル】妊娠中の手術について

妊娠中の子宮頸がん Rさんのケース

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 妊娠初期の妊婦検診で高度異形成が出て要検査となりました。

やっと出来た赤ちゃんだったのでショックが大きく、赤ちゃんダメになるのかなとかかなり不安になりました。

 

再検査の結果、上皮内ガンという診断が出ました。

 

産後の手術を希望しましたが、産後まで待って転移したら?せっかく赤ちゃんを産んでも生きられないかもしれない…

等々言われて5か月になったら円錐切除、子宮頚部が短く削られることにより子宮口が開きやすくなり早産の危険性がある為、子宮口を縛るシロッカー手術も同時に受けました。

 

術後1週間は病室の横のトイレまでしか行けず、1週間経ってから下の売店までの移動が許されました。しかし、円錐切除により子宮口が開きやすくなり早産の可能性が高いという事で、基本的に横になって過ごすよう安静指示が出ました。

 

術後2週間程度入院しましたが、毎日出血して、その度に診察を受けていました。退院してからも少し歩いたりすると一週間に一度位は出血が続き、その出血が患部からなのか、子宮からなのか確認しないといけない為、出血するたびに病院へ連絡して診察を受け続けました。

 

産後、診察とがん検診を受けて異常なしと言われましたが、再発の可能性も無いとは言い切れないので子宮頸がん検診だけは半年に1度ずつ欠かさず受診しています。

 

私は子宮頸がん検診を1年に一度くらいは受けていたのに、なぜもっと早い段階で見つからなかったのかと考えた時期がありました。

 

たまたま目にしたのですが、頚がん検診は、医師の感覚で頚がんの好発部位の細胞を取って調べるそうです。でもその好発部位以外で異形成が始まっていたら見落とされてしまう…。という内容でした。これを見たらもう運かなって思うようになりました。

 

今の悩みはガン保険に入れないこと。上皮でもガンはガンなので所定の年数が経過してもう大丈夫という状態にならないと入れないそうです。もう少しなので入れるようになったら必ず入ります。