子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

【円錐切除術 術後トラブル】生理不順と無排卵について

子宮頸がんの円錐切除術後の生理不順と無排卵 Yさんのケース

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 約8年前私が28歳の時、子宮頸がんの診断を受けました。それまでは子宮頸がん検診をうけたことがなく、最近おりものや不正出血がつづくなあと思い、なにげなく行った婦人科で子宮頸がん検診を勧められ発覚しました。

 

発覚後は大学病院を紹介され、子宮頸がんの進行具合と、二人目の子供を望んでいたため、円錐切除手術に決まりました。

 

簡単な手術だからと言われましたが、全身麻酔の上女性にとってはとてもデリケートな部分の手術だったため、不安でいっぱいになりながらの手術でした。

 

そして手術中は全麻酔でしたが、一度バチン!という音とともに一瞬目覚めたのを覚えています。あれはなんだったのか、今では知るよしもありません。

 

なにはともあれ手術は無事成功し、数日間入院したのち経過が良好との事で通院に切り替わりました。

 

円錐切除した子宮頸部には痛みはありません。

 

先生曰く手術後はやけどをしたような状態だからしばらく膿が出るからね、と言う通り1週間ほど血と膿が混じったようなおりものが出ておりましたが、しばらくしておりものが出なくなりました。

 

大学病院への通院も週1回から月1回、3ヶ月に1回、1年後へ変わり、大学病院への通院は終了して子宮頸がんを発見してくださった婦人科へ1年に1度定期検診を受けるようになり、その頃から生理不順が気になり始めました。

 

二人目の子供を望んでいたため先生と相談しながらまずは基礎体温をつけ、様子を見ました。2ヶ月に1回のペースで生理があり、排卵はあったり、なかったり。

 

30歳になる頃には3ヶ月に1回しか生理がなくなり、排卵もほとんどしなくなりました。手術前はきちんと毎月生理があって、子供もすぐに出来たのにまさか手術が原因なのではないかと思い、先生に尋ねましたがそんな話は聞いたことがないとのこと。

 

そうしている間にも年齢は上がるし、生理の間隔は長くなるしで、一人目の子供ももう小学生になっていました。

 

主人はもともと二人目の子供は自然と授かればいいし、出来なければそれでもいいという感じで、なにより大学病院で言われた次の妊娠では流産のリスクがあり大学病院へ入院しながらの出産になるというのが心配だったようで、二人目に関してあまり積極的な妊活は出来ませんでした。

 

婦人科では排卵の誘発剤を服用する所までしましたが、その後は主人の協力が皆無でしたので私自身とても悩みましたが二人目の妊娠はそこで諦めました。

 

現在おかげさまで子宮頸がんの再発はありませんが、生理は全く来なくなりました。排卵もありません。子宮内膜が約1センチになると生理がくるのですが、私は決まって6ミリまでしか上がりません。

 

今は3ヶ月に1回ソフィアというお薬で生理をおこしています

 

生理不順と無排卵が子宮頸がん手術と直接的に関係しているのかは今となってはわかりませんが、このような同じ辛さはこれから手術をされる方や妊娠を望んでいらっしゃるかたには味わって欲しくないと心から思います。