子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

【円錐切除術 術後トラブル】再発からの二度の円錐切除術

二度の円錐切除手術経験 Mさんのケース

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平成〇〇年の8月に婦人科で子宮頸がん検診を受けてステージ3bという診断結果でした。すぐに手術をするべきだと言われて、その月に手術を行いました。ちなみにこの時は全く自覚症状などはありませんでした。

 

術後は何もなく、定期検診に1ヶ月に1回のペースで通っていました。生理とか関係なしに急に大量出血が起こることが何回かありました。常に骨盤の内側(例えづらい場所です)が痛くて鎮痛剤も飲んでいました

 

2年後の8月に再発をしました。再び手術をしました。下半身のみの部分麻酔で円錐切除手術を行いました。麻酔をしている為、手術中の痛みなどは全くありませんでした。

 

術後も麻酔が切れても痛みはありませんでしたが、私の場合はとにかく吐き気がすごかったです。ナースコールを押して点滴に吐き気止めを入れてもらっていましたが、間に合わない時もあり、そのまま準備されていた入れ物に吐いてしまうこともありました。

 

手術前も手術後も絶食だったため、かなりイライラしていました。入院期間は1週間でした。入院後はとくにNGとされていることはありませんでした。普通の生活を送っていました。

 

三ヶ月に1回の検診をうけて、それから半年に1回の検診に変わりました。五年間何もなければ完治ということになり、癌ではない方と同じように健康診断のときに検査をする程度でよくなると説明を受けています。

 

私が不安だったことは手術が全身麻酔ではなくて部分麻酔だと言われたことです。
私は元々極度の心配症で怖がりなので、すぐに過呼吸になってしまいます。

 

1回目の手術のとき怖くて怖くて過呼吸になりながら泣きまくっていた為に先生に『これじゃ手術ができないよ!』と怒られてしまいました。

 

2回目は別の病院だった為に、手術前の説明を受ける面談のときに正直に『手術が不安だ』ということと『過呼吸になってうまく先生が手術を進められなかったらどうしようと心配だ』ということを話しました。

 

その結果、手術は部分麻酔のままだけど、手術中は看護師さんがずっと私の横で話をしてくれるようにするし、何かあったらすぐに助けられるようにしておくから何も心配いらないよと言ってもらえました。

 

不安なことや悩みはどんどん伝えるべきです。

 

あとは術後何の心配が無かったとしても必ず指定された子宮頸がん検診には行くことはやめたりしないでください。

 

そして生理の様子がおかしいときはすぐに先生に相談してください。私は1回目の術後に大量出血などがあった際は毎回すぐに先生のところへ行って、その度にガン検査をしてもらっていました。

 

不正出血がある時もすぐにガン検査をしてもらっています。一番のアドバイスは毎月生理がいつからいつまであって出血の量はどうだったかというのを手帳や携帯にメモをして、すぐに先生に伝えられるようにしておくことです。そのメモがあると、これは不正出血なのかどうかがすぐに分かるからです。

 

痛みがある場合も合わせてメモをしておくと便利です。私もまだ子宮頸がん検診に半年に1度通っているがん患者です。

 

元気ですが五年経過するまでは、気を引き締めて検診にしっかり行こうと考えています。