子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

円錐切除術後の生理に変化があった話

円錐切除術後の術後トラブルは、かなりの確率であるようですが、検索するといろいろと書いている方がいます。

 

その沢山の経験談で、主に多いトラブルは、やはり出血のトラブルですね。
私もその1人ではあるのですが、術後の生理に関してもトラブルは多いようです。
術後、子宮頸部が癒着してしまい、生理の血がちゃんと出なくなってしまったりする方もいるようです。

 

ただ、そんなトラブルだけじゃなく、良い方向に進むこともあると思います。
私は術後の生理で気が付いたことがありました。

 

円錐切除術後の生理が、手術前と変わった点

円錐切除術を受けて、通常通り生理が来るようになって気づいた事があります。

円錐切除術前の私の生理

私の生理は、だいたい定期的には来るものの、少しストレスがあったりするとすぐに生理の周期が狂ったりするような体質です。
ですから、自分で意識するためにも、基礎体温を付けたりしていました。

 

子宮頸がんの健診で、高度異形成に近い結果が出て、要観察をしていた10年間に近い期間で、私の生理は少しずつ通常の状態から変化していました。

 

どんな変化かというと、まず、2日目の生理の経血量が尋常じゃなく大変な事があったりする。1時間くらいで多い日用の生理用ナプキンがいっぱいになってしまう事が1年に数回ありました。

 

そんな状態で、すぐに洋服を汚してしまったりするので、生理初日~3日目くらいまではタンポンとナプキンを併用するような形でした。

 

ところが、手術をすることになる2年前くらいから、生理と生理の間に不正出血をするようなことが、たまに起こっていました。
それから、排便時に力んだりすると、出血するんです。

 

それから、ドロッとした経血が出る頻度が上がりました。これって・・・今思えば子宮頸部の異形成という細胞のせいではないか?と思ったりもします。

円錐切除術後の私の生理

手術後、初回の生理は、生理だとわからずに、術後の出血?なのかわからない状態でした。はっきりと生理が来た!とわかったのは2回目です。

 

ただ、その生理の経血の様子が、かなりびっくりしました。
今まで、2日目と言えば、溢れてしまうくらいの大量の経血が出たり、ドロっとした経血が出たりしていたのですが、それがほとんど起こりません。

 

そして、経血の色も変化があります。

 

術前は、色がかなりどす黒い色をしていたのです。例えるならアメリカンチェリー。

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アメリカンチェリーはどす黒いという表現の色では無いですが、濃い色ですよね。
こんな感じの色をしていた私の経血なのですが、手術後は変化しました。

 

むしろ、これって通常の出血なの?というような、鮮血に近い色です。
明らかに、術前の色とは違う経血の色です。

 

当然ですが調べましたら、結構同じ経験をされている方がいます。

 

経血の色が赤色になったために、最初は術後の出血なのか、生理なのかわからなかった理由もこの色のせいだと思います。

異形成という細胞の変化は今思えば、生理の状態が悪くなったりすることも関係するのだと再認識です。

 

全ての女性へ

生理の状態は、一つのバロメーターになると思います。不正出血も然りですが、いつもと違う状態だったり、ドロっとするものが増えたり、色が濃くなって来たりするような異変が少しでも感じられたら、是非婦人科を受診してみてください。

 

身体のSOSかもしれません。