子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

【子宮頸がん円錐切除術】30代前半 Kさんのケース


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Kさん30代前半
配偶者:有
出産経験:なし
手術費用:5万~10万

 

円錐切除術を受けるまでの経緯を教えてください

ある日生理不順で婦人科に行った時にたまたま子宮がん検診を受けてみようということで受けたところ、子宮頚がんの疑いありと出ました。

 

定期的に子宮頚がんの検査は受けていましたが、一年前の検査ではなんともなかったのでまさかそんな結果が出るとは思っておらず驚きました。その後先生の勧めによりコルポ診を受けたところ、一週間後に子宮頚がんの疑い3bと診断され、円錐切除を受けなければならないとのことで手術を勧められました。

 

入院から手術まではどうでしたか?

手術の前日に入院をしました。入院してか、な前日は手術や麻酔の説明、また全身麻酔だったので口の中のチェックもありました。そこまではよかったのですが、円錐切除ということで膣からの手術だったので剃毛がありました。入院する前にもらった入院計画書には書いてなかったので心の準備をしていなく恥ずかしいとしか思わなかったです。

 

全て3ミリくらいの長さにされました。

 

前日の9時までは普通に食事をしたり自由に過ごしていましたが、9時以降は絶食となり下剤を飲むというのが待っていました。下剤を飲んでもそんなにお腹が痛くなるということもなく結構呑気に過ごしていたと思います。夜は初めての入院ということもありなかなか眠れませんでした。たぶん寝たのは朝の5時くらいだったと思います。

 

6時には看護師さんに起こされ、もともと朝が弱いので半分意識がなかったのですが、その間にパンツを下げられ浣腸をされました。一瞬でお腹に痛みが走り、はっきり目が覚めたのは浣腸をされてる最中でした。初めての浣腸があんなに苦しいものだとは知らず、しかも浣腸をすることも聞いてなかったのでもうパニックでした。浣腸で目覚めた人ってなかなかいないのでないでしょうか。浣腸も無事に終わりその後手術室に入りました。

 

手術が終わったあとは半分意識がない状態で痛いと繰り返してたのだけ覚えてます。おしっこの管が痛いのか、手術したところが痛いのかわかりませんでしたがとりあえず痛みがありました。座薬を入れてもらって落ち着いたあとは痛いということもなく血栓予防でつけられていた足のマッサージ機が邪魔で仕方なかったです。

 

その日はずっと寝たっきりでしたがら次の日には朝から診察にいき、手術の時膣に入れられていたガーゼを抜きました。この抜く作業が浣腸の次に痛くて大変でした。本当に引き裂かれるんじゃないかと思うくらい痛かったです。

 

ネットではそんなこと書いてなかったのでもう泣きそうでした。ただそれが痛すぎたせいか、ネットではおしっこの管を抜く時が痛かったと書いてありましたが、それはガーゼを抜く痛みに比べたら大したことありませんでした。そして退院しました。

 

術後はどうでしたか?

その後の生活としては二週間普通に座ろうとすると膣が痛く座ることができませんでした。たぶん手術の時に膣を広げる工程で傷がついたんだと思います。座るたびに激痛が走り、一週間で復職するつもりが二週間かかってしまいました。また手術後は全身麻酔のせいかやたら疲れることが多く、なかなか体力が戻るまでは大変でした。