子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

【子宮頸がん円錐切除術】20代後半 AIさんのケース

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AIさん 20代後半
配偶者:無
出産経験:なし
手術費用:10万~20万

 

円錐切除術を受けるまでの経緯を教えてください

まさか自分が子宮頸がんだとは思いもしませんでした。偶然、生理痛の相談に行った産婦人科にて内診を受けている時に子宮ガン検診を受けたことがあるか尋ねられました。受けてみたほうが良いと勧められ、その場で受けることになりました。

 

今思えば、先生が子宮を見た際に少し引っかかるものがあったのだと思います。その子宮ガン検診を受け、届いた結果が子宮頸がんでした。

 

20代なのになるものかと驚きましたが、手術をすれば問題ないと言われ手術に至りました。

入院から手術までを教えてください

入院期間は短く、手術前日からの入院を合わせて1週間もありませんでした。病院によって入院期間は違うようで翌日には自宅に帰るという病院もあるようです。手術を行うのが午前の早い時間でしたので、前日から入院をしました。

 

手術の何時間か前からは絶食しなくてはいけませんが、朝手術だったので夜食べてそのまま寝て、起きたら手術でした。

 

麻酔を打たれてからは記憶はあまりありません。どんどん眠くなっていてウツロになった頃手術室に移動しました。手術時間自体も1時間くらいのものかとは思います。終始眠っており、痛みも何も感じないので全く分かりません。

 

手術終了後に起こされ、意識確認をされましたがそのまま眠いので夜まで寝てしまいました。麻酔が切れて目が覚めると病室で寝ていました。

 

特に手術部の痛みや違和感はなかったのですが、違う部分に違和感を感じました。尿管です。動けないよう尿は管を通して行うようになっていたのです。

 

すごく違和感があり、私が夜に起きてしまったので一晩中眠れず尿管の痛みと空腹に耐えながら朝を迎えました。手術自体は本当に自分でも手術したのか分からないくらいなので、不安や痛みは全くありませんでした。

 

ただ手術をする時間によって絶食や尿管が変わってくると思います。手術自体は行う前は不安はあったものの、麻酔のおかげであっという間でしたし、ずっと眠っているので手術をした感覚はありませんでした。

 

手術後はどうでしたか?

1週間くらいの入院と1ヶ月くらいの自宅療養でしたが、不便だった事は特にありませんでした。逆に、元気で手術の翌日から動けるのに入院生活を過ごす事が苦痛でした。ゲームやテレビや本を読んでいても1日が長いのです。

 

退院後も傷口が開いてはいけないからと、運動や外出は避けるように言われました。人間、痛い部分やしんどい部分がないのにジッとしている事は案外辛く毎日何をしようかと暇つぶしを探していました。

 

術後、ナプキンをずっと着けているのも辛かったです。ただ外出を少しした際にドロっと血の塊が出た事があったので、着けていて良かったと思いました。このドロっとした血の塊自体は何の問題もないようでした。

 

完治してからは1年間は2ヶ月毎に検診を受け、2年目からは4ヶ月くらいに後に検診を受け、そこから半年毎、そして今では1年に一度となりました。手術が終わったから完治ではなく、再発防止の為に検査に通う事が必要です。

 

私自身は再発しなかったのですが、きちんと今でも1年に一度は検診に通っています。

 

何事も早期発見が大事なので20代からの子宮ガン検診をお勧めします。