子宮頸がん検診と円錐切除術

子宮頸がん検診の費用や方法、子宮頸がんの早期発見と治療を勧める為に体験談などを紹介しています。

【子宮頸がん円錐切除術】30代前半 Kさんのケース

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Cさん 30代前半
配偶者:有
出産経験:あり
手術費用:5万

 

子宮頸がん円錐切除をした体験談

わたしが子宮頸がん検診で引っかかりましたのは、ちょうど第二子を妊娠した時でした。それまでわたしは子宮頸がん検診で引っかかったこともありませんし、自分には関係のないことだろうなと思っていました。

 

ですが、妊娠をしてちょうど妊娠中期の時期に検査の結果を知らされると私はびっくりしてしまいました。

 

がんではないのですが、最初は中等度異型性だと知らされました。とてもびっくりしてしまいました。要注意とのことでしたので、自然に治る可能性もあると告げられました。わたしは初めての経験だったので、かえっていろいろなサイトで調べました。ですが、半数以上は自然に治っていますので、大丈夫だろうと安易に思っていました。

 

そして、次に子宮頸がんの検査を行った際にもっと悪くなっていることが分かりました。

今度は高度異型性だということだったのです。この高度異型性になりますと、自然で治ることは難しく、手術をしないと治らないということでした。

 

わたしはこの時点ですごく怖くなったのですが、妊娠をしなければこのように子宮頸がんで悪化していることも知ることがなかったので、娘が知らせてくれたのだと思うとほんとに助けられているなと思いました。

 

そして、まだ妊娠中ですし今円錐切除術をしますと、赤ちゃんが危ないとのことでしたので、出産して半年ほどたった時に、円錐切除術をしましょうとのことになりました。それまでがんは進行しないのか不安だったのですが、子宮頸がんの進行はほかのがんよりも進行が遅く、妊娠中だとさらに遅くなるのでおそらく大丈夫だろうとのことでした。定期的に妊娠中や出産後に検査をするので、もし進行していたら手術をしましょうと言われました。

 

そして、出産をしてその間に高度異型性はそのまま変わらずだったので、手術の日にちを決めて手術になりました。

円錐切除術

手術のときは、2泊3日になりますので、その初日などは先生から主人とわたしに説明などされました。先生たちは最悪の想定を考えてお話しされますので、主人はとても不安だったそうなのですが、わたしはその病院で成功している方ばかりで、そういった失敗はないという風に聞いていて逆に安心をしていました。

 

さっそく子どもたちを主人や両親に任せ、あとは手術を待つのみとなりました。

 

手術の前の日は夜12時以降、水分を取れなくなり、その翌日は丸1日水分も食事もとれないということでしたので、わたしは夜12時までたくさん水分を取りました。そしてなかなか眠れないまま、夜がふけていきました。

 

さっそく朝になり、手術は昼ころなのでそれまでゆっくり携帯を見たり、仮眠を取ったりして過ごしました。手術になりますと、とても緊張はしたのすが、手術室は音楽がかかっていて、先生たちも雑談をしながらなごやかなムードだったので、かえって安心をしました。ですが、わたしは下半身麻酔をした際に麻酔が合わなかったのか、アレルギー反応が出て、少し大変でした。ですが、手術後には落ち着いていたので、安心しました。

手術の費用

保険が適用されましたので五万円ほどでおさまりました。

円錐切除術後

その後、子宮を見てもらうときれいに切除されているとのことでしたので、あとは定期的に健診を受けるだけになりました。